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‐‐‐‐‐‐‐‐‐profile‐‐‐‐‐‐‐‐‐
名前:坂本(仮名)
年齢:32歳
学歴:有名国立大学 大学院卒
職歴:大学院卒業後、大手エネルギー会社に就職。企画営業等を手掛けた後、
2000年に中途入社。
現在、某大手会計系コンサルティングファームのエネルギー業界プロセスコンサルタントとして
活躍されている坂本さん(仮名)に、とある1日を聞きました。
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6:00 起床
最近は毎日睡眠時間は平均4〜5時間ぐらいしかとれないため、やはり若干眠い。
毎朝ホテルにて朝食を取りながら、新聞に目を通す。
朝食後、自宅に電話し妻と子供と話をする。週末しか帰れないため、
毎日数分であるが、出社前に家族とのコミュニケーションを図る。
「今日も一日ベストを尽くそう」と自分に言い聞かせ、ホテルよりクライアントの事務所へ出社。
7:30 出社
やはり早朝の事務所は気分がいい。
日中はクライアントやコンサルタントとの打合せで スケジュールが一杯になるため、
この静かで頭のさえる時間で今日の資料の見直しやメールの確認を行なう。
今週は自分のチームの進捗が遅れているため、キャッチアップするべく、リソースとタスクの
見直しを行なわなければならない。
同様に早朝に出社してきた外国人コンサルタントの上司と、早朝から今後のアプローチ
について議論する。
英語でのディスカッションはだいぶ慣れてきたものの十分な意思疎通をはかるのはほんとに
難しい。
なんとかミーティングを終了させ、スケジュールの見直し案を作成する。
10:00 クライアントとの打合せ
今日は、 事前に準備した質問をもとに、クライアント側の現行プロセスのヒアリングを行なう。
質問は事前に準備していたものの、クライアントの方はいろいろ説明しようとするので、
時間通りに全質問についてヒアリングを終了させるのはほんとに難しい。
(最近はまだ上手くまとめられるようになったが、プロジェクトスタート時にはヒアリング中に
プロジェクトに対する不満などが噴出し、収拾がつかなくなることもあった。)
今日は比較的順調にヒアリングを終了し、メンバーのコンサルタントと今後のアプローチ
およびタスクについて確認し、ミーティングを終了する。
12:00 昼食
昼からの準備が必要なため、チームメンバーと急いでランチを取る。
13:00 クライアントチームリーダと打ち合わせ
午前中作成した今後のスケジュールの見直し案をチームリーダに説明し、検討する。
「自分自身が今後使っていくシステムであることを自覚して取り組んでいくようにしてください。」
と、チームリーダをはじめクライアントから意識を変えていただかなければ、
うまくプロジェクトが進まないことを繰り返し説明し、キャッチアップの案について議論する。
(このようなクライアントとの話し合いはこちらも非常に疲れるが、大変重要なことであるため
根気を持って説得する。)
ようやくスケジュール変更の提案についても、納得していただき打合せを終了する。
16:00 チームリーダミーティング
コンサルタントのチームリーダによる進捗ミーティング。
通訳がいるものの、すべて会議は英語にて行なわれる。
各チームの進捗状況・課題管理について報告する。
このミーティングでは、各チームリーダーは、スケジュールの詳細についてプロジェクト
マネジャーより質問させるため、周到な準備が必要になる。
スケジュールに対して、タスク・リソースを明確に業務をすすめていくプロセスは、
前職での業務に比べ、比較にならないほど厳しいが、コンサルタントとして非常に勉強になる。
19:00 メンバーと問題点の打合せ
今日の進捗状況および課題の解決状況について、各メンバーと個別にディスカッションする。
自分自身コンサル経験が不十分のため、逆にメンバーから教えてもらうことも多い。
メンバーに納得してもらい仕事を進めるのが非常に難しいが、何とか問題点への解決策も
かたまり、メンバーとのディスカッションも終了する。
22:00 帰社
明日の打合せの準備も終了し帰社する。
他のメンバーとともに4人で遅い夕食をする。
やはり話題は、プロジェクトのことになる。
自分自身、以前から「クライントの業種は、規制緩和の影響をこれから大きく受ける可能性が
あるため、経営者レベルでは危機感を感じているものの現場レベルではさほど危機感は感じて
いない」という印象を受けていた。
他のチームメンバーと話をすると、他でのチームのクライアントの取り組みも従来の業務の
やり方にこだわる部分が多く、業務変革に対してクライアントの意思決定が遅れ気味になって
いるようだ。
「どうすれば会社全体の意識改革できるのか?」というテーマで熱いディスカッションをする。
01:00 就寝
ホテルの戻り、今日打ち合わせの時に疑問があった会計に関して本を開いて確認する。
とにかく毎日わからないことが多いため、疲れていても寝る前にいろいろな本を読む。
シャワーを浴び、「また明日も自分自身が成長できるよう頑張ろう。」と心に誓い就寝する。