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「来月新しいプロジェクトにアサインになるまでは、アベってます」
「今はERP導入プロジェクトのSDを3件抱えてますよ」
「それって言ってることMECEじゃないよねー」
 ・・・・・などなど、コンサルティング業界独特の用語や言いまわしはたくさん存在します。
 このコーナーでは、そんな業界で広く一般に使われる「業界用語」や「専門用語」をご紹介。
 
 
 
業界用語
 
用語   解説   活用例
AA   Arthur Andersenの略。「エー・エー」と読む。    
ADL   Arthur・D・Littleの略。「エー・ディー・エル」と読む。    
BAH   Booz,Allen and Hamiltonの略。「ブーズ」と読む。    
BCG   Boston Consulting Groupの略。「ボスコン」と読む。   「来週はBCGのマネジャー面接に行ってくるよ。」
CDI   Corporate Directions Inc.の略。「シー・ディー・アイ」と読む。    
CGEY   日本キャップジェミニ・アーンスト アンド ヤング・コンサルティング    
CTM   Case Team Meetingの略。このCaseはプロジェクトのこと。故にCTMとはプロジェクトチームミーティングのことを指す。   「明日10:00からのCTM、時間通りに来てくれよ。」
DTC   Deloitte & Tohmatsu Consulting Groupの略。「デロイト」と読む。    
iSiD   Information Services International-DENTSUの略。
電通国際情報サービスのこと。 「電通国際」と読む。
   
McK   McKinsey and Companyの略。「マッキンゼー」、「マッキン」、「マック」と読む。    
MRI   Mitsubishi Research Instituteの略。三菱総合研究所のこと。「三菱総研」と読む。    
NRI   Nomura Research Instituteの略。野村総合研究所のこと「野村総研」、「ノムソー」と読む。
   
SD   Sales Deveropmentの略。
潜在顧客へのプロジェクト営業のこと。
  「ここ最近あのマネジャーは7件ものSDを抱えているそうだ。」
TC   Tohmatsu Consulting Co., Ltdの略。「トーマツ」、「ティー・シー」と読む。    
PD   Project Deveropmentの略。同上。    
PwCC   Pricewaterhouse Coopers Consultantの略。「プライス」と読む。    
アウトプット   成果物。一定期間中に期待される(目標とする)成果をまとめたもの・結果。
その時の文脈により、分析レポートであったり、マネジメントへの報告資料であったり、プログラムであったりする。
  「彼女の出すアウトプットは常に非常にクオリティが高い。」
アサイン
(になる、する、
される)
  プロジェクトへの参画・配置(を決定すること、されること)   「このプロジェクトには誰をアサインするのがベストでしょうか?」
アベる、
アベっている

[同義語] ビーチ
  Available(利用可能、使うこと・捕まえることができる)の略。
プロジェクトとプロジェクトの谷間などで、現在は特定プロジェクトには参画していないという状態。
  「私は今アサインされているプロジェクトが来週終わり、次のアサインが決まるまではしばらくアベってる予定です。」
インプリ   Implementationの略。考え出したソリューションを実施すること・実現すること。
コンサルタントの付加価値の多くを占める能力。
  「このソリューションを確実にインプリするには、クライアント業務のレバレッジ・ポイントをきちんと押さえていなければならない。」
片手・両手   同時期に複数のプロジェクトを行うファームでの用語。ひとつのプロジェクトを抱えている場合は片手、ふたつのプロジェクトを抱えていると両手という。   「彼は両手で忙しいらしい。」
黒ページ   「コンサルタント転職」トップページのこと。
知る人ぞ知るコンサル業界キャリアポータルサイトの愛称。
  「コンサル業界への転職を考えているなら、黒ページ使わな乗り遅れますわ。」
プロブレム
ソルビング
  Problem Solving。問題解決のこと。
コンサルタントの付加価値の源泉になる能力。
  プロブレムソルビングがしっかりできてないと、インプリメンテーションは難しい。」
リリース
(になる、
する、される)
  プロジェクトからの離脱(を決定すること、されること)   「今ひとついいアウトプットが出せなかったので、彼はあのプロジェクトを昨日リリースになった。」
ケース   特定の状況もしくはそれの抱える問題。プロジェクトを指すこともある。
「ケースインタビュー」とは、特定の状況を想定させて、その問題と解決策を考え出させる面接のこと。
  ケースインタビューに対応できるための準備が、コンサルタント転職にはかかせません。」
コンバージェンス   Convergence。転換・移行のこと。
最近では、既存の企業がE-Commerce企業にそのビジネスプラットフォームを移すことを指すときによく用いられる。
  「あの会社は早急にサイバー企業にコンバージェンスしないと生き残れませんね。」
スロット   スケジュール管理の単位(時間)。   「あの方とのミーティングは、明日の午後の空きスロットに入れておいて下さい」
ソリューション   Solution。問題解決策のこと。
コンサルタントの付加価値の多くを占める能力。
  「このフレームワークを用いた結果、このようなソリューションを導き出すことができました。」
デリバラブル(ズ)   「デリバラ」とも略される。Deliverable(s)のことで、クライアントへの成果物のこと。   「今週金曜日の中間報告会で、クライアントに中間デリバラを提示することになっている。」
「焼く」
(焼かれる)
  Case Team Meetingやプレゼンテーション等で、ロジックの甘さや分析の甘さを突いて(突かれて)質問責めする(される)こと。   「おいおい、今日は徹夜明けなのにそんなに焼かんといてやー。」
レバレッジ
(ポイント)
  Leverage(Point)。梃子(の支点)。わずかな力で全体を大きく変化させることができるポイントとなるアクティビティや業務のこと。   「この商売のレバレッジ(ポイント)は何なのか?」
 
現役コンサルタントの方、追加して欲しい「業界用語」がございましたらregister@movin.co.jpまでご連絡下さい。
 
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専門用語
 
用語   解説   活用例
フレームワーク   物事(問題)を考える際の枠組・構造。コンサルが好んで用いる用語のひとつ。
「マーケティングの4P」や「業界競争構造の5フォース」などなどがよく用いられるが、その時々に独自の問題解決フレームワークを瞬時に考え出す人がコンサルには多い。
  「問題解決のフレームワークには、MECEとロジック・ツリーがよく用いられる。」

「このケースでは、ゼロベースでフレームワークを考え出さないと、ベストなソリューションは見えてこないぞ。」

3C   「戦略の3C」「Strategic Triangle」とも呼ばれる。
3Cとは「顧客(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company」のことで、この3つからビジネスを捉えて戦略を構築していくこと。
詳細は「企業参謀」(プレジデント社)を参照。
  「まずは3Cを使ってこのクライアントのあるべき戦略を組みたててみよう。」
4P   「マーケティングの4P」とも呼ばれる。
「4P」とは「製品(Product)」「価格(Price)」「販売チャネル(Place)」「プロモーション(Promotion)」のことで、マーケティング戦略を考える際に検討すべき項目。
詳細は「コトラーのマーケティング戦略」を参照。
  4Pを考える際には、「インターネット」やそれを用いた新たな技術といったようなPlaceとPromotionを考慮に入れなければならない時代だ。」
業界(競争)構造の
5フォース
  新規参入戦略立案などのために業界構造を分析する際、検討すべき5つの項目のこと。(以下)
・新規参入の脅威
・代替商品の脅威
・売り手の交渉力
・買い手の交渉力
・業界内競合関係の強さ
これらを分析することで、業界で勝つための競争上のポイントを把握することが可能となる。
詳細は「競争戦略論」を参照。
  「我々がこの業界へ参入すべきかどうか、まずは5フォース分析をして検討してみよう。」
7つのS   マッキンゼーが提唱した、企業を全体的に診断するときのフレームワーク。3つのハードのS(Strategy,Structure,Systems)と4つのソフトのS(Staff,Skills,Style,Shared Values)からなる。
詳細はMBA経営理論(ダイヤモンド社)を参照。
  「あの会社の業績は思わしくないが。7つのSで見ると原因がよくわかる。」
ゼロベース
(思考)
  既成概念や常識をとっぱらって、ゼロから物事(問題)を捉えようとする思考態度のこと。
詳細は「問題解決プロフェッショナル」(ダイヤモンド社)を参照。
  ゼロベース思考で、これから起り得る問題への対応シナリオを組みたてて下さい。」
仮説思考   時間・情報に制約がある中であっても、常に具体的な次のアクションに結びつく結論を持とうとする思考態度のこと。
「走りながら解決する」ということ。
Bestなソリューションを練るのに時間をかけるのではなく、Betterなソリューションをいち早く実行に移して、仮説・実証を繰り返すことが、結局はアクションの精度を高めて行くことに繋がる。
詳細は「問題解決プロフェッショナル」(ダイヤモンド社)を参照。
  「ただただ机の上で考えても始らないし、そんなヒマはないよ。仮説思考で実際に動いてこの目で確かめましょう。」
MECE   「Mutually Exclusive, Collectly Exhaustive」の略。「ミッシー」と読む。
ここに見てダブりがなく、全体としてモレがないということ。
ビジネス上の課題を考える際、限りある経営資源をより有効に効率的に活用するために頻繁に用いられる考え方のフレームワーク。
詳細は「問題解決プロフェッショナル」(ダイヤモンド社)を参照。
  「この営業戦略の課題は、MECEで考えた後に、きちんと優先順位付けをしなければならない。」
ロジック・ツリー   課題の原因やソリューションを「MECE」に則ってロジカル(論理的)にツリー状に分解して整理する方法。
詳細は「問題解決プロフェッショナル」(ダイヤモンド社)を参照。
  「ただただ問題を箇条書きにしたところで、その原因を探ることも、その解決策を探ることもできないよ。ロジック・ツリーを使って広く深く思考を展開してごらんよ。」
ピラミッド・
プリンシプル
  読み手に伝わりやすい文章を書くための原則。
問題や課題をピラミッド構造で捉える思考法(考えるプロセス)のことで、これを用いて自分の思考を組立・整理してから、文章を書くべきだという教え。
詳細は「考える技術・書く技術」(ダイヤモンド社)を参照。
  「彼の書く分析レポートはピラミッド・プリンシプルに則っているので、非常に分かりやすくて説得力がある。」
 
現役コンサルの方、追加して欲しい「専門用語」がございましたらregister@movin.co.jpまでご連絡下さい。
 
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