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 去る12月22日、東京大学にてコンサルティング業界合同セミナーが行われました。
参加ファームはアクセンチュア、アーサー・ディ・リトル、ブーズ・アレン・ハミルトン、ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション、モニターグループ、ローランドベルガーの7社(講演順)でした。
セミナーは第1部:弊社神川によるコンサルティング業界についての説明、第2部:各ファームによる説明、第3部:パネルディスカッション、第4部:ブース毎に分かれての質疑応答など交流会の4部構成で行われました。
 第1部:弊社神川によるコンサルティング業界概観
 
コンサルティング業界について、戦略系・会計系・シンクタンク系などの違いなどを中心に解説。
例えば、戦略系はパートナー制をとっていて、営業などを行い仕事をとってくるのはパートナーであり、新人のコンサルタントなどが実際のコンサルタントを行っています。それに対してシンクタンク系では若い頃から営業なども行いながらコンサルタントとしての仕事もこなしていきます。そのため将来起業などを考えたときはシンクタンク系の方が向いている。
 
 
 第2部:各ファームによる説明
 
【アクセンチュア(以下、AC)】
◇特徴
  クライアント企業に拠点を作ってクライアントと協業という形を取っている
  リサーチ・レポートの仕事も行う
  会社の規模が大きいため、各人が自分のスペシャリティを築くことができる
◇求める人材
  コンサルタントとしてよりビジネスマンとしての資質のある人
  事業者マインドを持っている人
 
【アーサー・ディ・リトル(以下、ADL)】
◇特徴
  製造業に軸足をおいてコンサルティングを行っている
(製造業を理解することは他業界を理解するのに役立つそうです)
◇求める人材
  バランスよくとんがった人
  相手の話を聞くことができる人
  人としての魅力がある人
  一緒に働きたいと思える人
 
【ブーズ・アレン・ハミルトン(以下、bah)】
◇特徴
  非常に規模が大きい(売上高が3000億。これはコンサルティングファームとしては飛び抜けて大きい)
  社員数も15,000人。
  パブリックセクター向けコンサルティングが多い。
  クライアントがグローバルである。(日本だけでチームを組むのではない)
  アメリカのパブリックセクターが伸びている(特に9.11後は民間よりも伸びが大きい)
  WCB(民間)とWTB(政府系技術機関)の2つの事業基盤を持っている
  完全360度評価(上司からだけでなく、部下からの評価も取り入れることで、前方向的な人事評価を実現)
  MBA留学サポートを行っている。
  世界共通のトレーニングプログラムがある。
  メンター制度
◇日本でのbah社の事例
  日産の「世界本社」設立
  自動車メーカーのチャネル改革
  機械メーカーのサービス・ビジネス戦略立案
  情報サービス会社のブランド構築
  先進的小売業における情報化
  金融機関のサービス戦略
  金融機関のブランド構築戦略
 
【ボストンコンサルティンググループ(以下、BCG)】
◇特徴
  競争戦略に特化したコンサルティングファームでは早期に設立
  プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)、経験曲線などを開発した
  経営トップの抱える課題(CEOアジェンダ)に決着をつけて実行を促す
  卒業生に経営トップが多数いる(例:ヒューレット・パッカード、東ハトなど)
  製造業:サービス業=5:5
  国内企業:外資企業=7:3
◇プロジェクトの体系
  クライアントの各部門・役職の人々と連携し、「顧客と共に問題解決にあたる(working with client)」ことを大事にしている
  リピーター率が85%
◇スタッフサポート制度
  キャリアデベロップメント制度(国内外でのトレーニング・キャリア開発支援)
  出産・育児支援(産前産後休暇・出産後は休暇か短時間勤務のどちらかのコースを選択可能)
  家族を含めて社員交流
◇求める人材
  本質を考え抜くことができる人
  人の悩みに応えることができる人
  自分の成長にこだわることができる人
 
【コーポレイトディレクション(以下、CDI)】
◇特徴
  日本をベースとする最大手のコンサルティングファーム
  日本が本社で、オフィスが一つしかないので意思決定が早い
  経営トップに加えてミドルまでを巻き込むアプローチを行っている
(アメリカ型のトップダウンに対応したアプローチは日本では通用しない)
  「Real Change」に不可欠な長期プロジェクトを行っている。
  事業領域が広がってきている(戦略的投資銀行サービス、企業・事業再生サービス、ベンチャーサポートなど)
 
【モニターグループ(以下、モニター)】
◇特徴
  ハーバードビジネススクールを起源としたアカデミックなバックグランド
  Pure Strategic Firmである(戦略に特化している)
  創設以降、成長率が高い
  トップが解決すべき日常的でない課題に特化している
  ヘルスケア業界・金融業界がクライアントに多い
  1回1回の勝負で勝つだけでなく、クライアントの継続的な優位性構築を支援している
  業種・業界を限定しないことでコンサルタント自身も継続的に成長している
◇差別化ポイント
  グローバルカンパニーストラクチャー(専門領域を持ったユニットの集まり)
様々な専門性を持ったグループ会社が存在し、専門的且つ複雑な課題に対処することが出来る一方で、何らかの分野で専門性を極めたい人にもよい環境である
  グローバルオーガニゼーション(オフィスは世界に28存在)
  ラーニングオポチュニティが豊富
◇東京オフィスのカルチャー
  フラットなチームワーク(入社1年目だからといって仕事に制限はない)
◇求める人材
  Capability
 @課題を正しく理解する洞察力
 A分析を適性に遂行するための論理思考及び解決案を導く発想力
 Bプロジェクトチームにおける知的リーダーシップ及び円滑なコミュニケーション能力
  Commitment
 @課題への解決策をうみだすことへの情熱、執着心
  Capacity to Learn
 @オープンかつ建設的なインタラクション能力
 A自信の向上意欲の持続力
 
【ローランドベルガー(以下、RB)】
◇特徴
  創業者であるローランドベルガー氏がまだ健在であること
  ヨーロッパに強い
  Commitment, Practical, Professionalという三つのバリュー
  経営の構想力・現場力という考え方が土台となっている
  若い力による成長力がある(事業会社のトップになれるチャンスもある)
  欧州流の知見を持っている
  アドバイザリー・ボート(社外から産業界の識者などを招き、幅広い視点からのアドバイスを提供)
  自動車業界を基盤に成長を続け、現在では幅広い業界に対してバランス良くクライアントを獲得している
  全社戦略が半数を占める
  最近リストラクチャリングに関するものが増えてきた
◇強み
  ビジネスに対する好奇心
  論理的思考能力
  左脳的+右脳的思考力
  慮(おもんばか)る力
 
 
 第3部:パネルディスカッション
 
Q: 「コンサルタントをしていて辛いことはなんですか?」
RB: 「現場と経営のギャップですね。コンサルタントになってみて、初めてこのことを身で感じました。」
モニター: 「知的な限界ですかね。どこまで論理的に説明しても、お客様に理解していただかないと意味がありません。そのためのコミュニケーションが重要だと感じました。できるだけ、お客様の視点で話すようにしています。」
ADL: 「複数のケースを持っているときですね。コンサルタントにとって一番の制約は時間です。時間内であきらめずにどこまでやるかということに神経を使います。その中でどれだけ時間を確保できるかというのにも苦労します。」
BCG: 「辛いことの連続です。事業会社とは辛いことの種類が違います。事業会社ではいつも同じことをするのが辛いそうです。一方我々は入社初日から意見を求められたり、その根拠まで求められたりします。ひとつ仕事をこなせば、今度はそれ以上に難しい仕事が与えられたりします。仕事をこなせばこなすほど仕事が降ってきて、どんどん辛くなっていきますね。その分事業会社に勤めている人よりかは反射神経が鋭いと思います。どんな質問をされても切り返せるような。」
AC: 「社内の作戦とチームワークが崩れた時が一番辛いですね。あるコンサルタントがクライアントに迎合してしまって、プロジェクトがうまく進まなくなった時などはとても辛かったです。」
BAH: 「1人でひとつの会社を担当した時が辛かったです。1人で全てやれとパートナーに言われてしまったんです。全てを1人で抱えないと行けなくてとてもハードでした。」
CDI: 「発注者が無茶な要求をしてくる時です。そういう時はどうしても若手にしわ寄せが来るので、若手としてはとても辛いですよ。」
   
Q: 「一週間のスケジュールを教えていただけますか?」
BAH: 「月曜日は午前6時起床で千葉のクライアント先でミーティングをし、その足で会社に戻って議事録を作成。その後、夕方にチームミーティングを終えてから、そのまま山梨の別のクライアント先の会合でプレゼン。そして帰宅して午後11時就寝。それを金曜日まで続けました。土日は友人の結婚式に出席していました。」
CDI: 「うちは他社より睡眠時間が少ないようです。体育会系が多いからでしょうか」
   
Q: 「全社戦略は面白いですか?面白いとしたらどのようなところが面白いですか?」
AC: 「全社戦略というのはスコープとして見ていくという前提で行うのでとてもやりがいがあっておもしろいです」
モニター: 「全社戦略はとても難しいです。その分、いろいろと経験になっておもしろいですよ」
   
Q: 「就活に際してコンサルになったのはなぜですか?またコンサルティング業界の魅力は何だと思いますか?」
BCG: 「たまたまDMが来ていて、何気なく行ってみたら面白かったからですね。もともと建築に携わりたいと思っていたのですが、建築もコンサルも頭の使い方は同じなんですね。クリエイティブで面白いという根本のところは変わらなかったことが決め手になりました。
また、コンサルタントは世の中に対するインパクトが大きいと思ったのも理由の一つです。他にもファームで働いている人がおもしろかったことや、型にはまらない生き方をしたかったということもコンサルになりたいと思った理由ですね。」
RB: 「私の場合は国家一種試験を受けたのですが、その際に大蔵省を訪問しました。そこで大蔵省をみて面白くないなと感じました。そこでゼロベースで物を考えたりすることができる会社はどこだと考えたら、コンサルという結論だったわけです。」
CDI: 「セミナーで知ってピンと来たのが理由です。直感でしたね。コンサルは若いうちから何でもできるというのも魅力でした。私は組織を変えるという仕事に携わりたいと思っていました。その仕事ができるというのもコンサルを選んだ理由です。」
   
Q: 「他に受けた業界はありますか?」
CDI: 「広告代理店や金融業界も受けました」
   
 
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